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kirakira
08:13:09
「未来恐慌」は祥伝社から出た機本伸司の本。
 高速化を続けるコンピューター、その予想する世界によって世界が支えられている。
 それがたった一つのバグで変質し始める。
 現在でもディープラーニングによる人工知能が書く分野で活躍し始めている。
 この世界ではコンピューターによる経済シュミレーションで世界がバブルを維持している。
 この状態を維持するために新たに開発されたCPU。それにはバグが潜んでいてちょっとのきっかけでバブルを弾けさせる可能性があった。
 その秘密を知った主人公たちはそれを隠したい開発会社、国などに追われ始める。
 機本はちょっとハード気味なSFを書いてくれるのでひいきにしている作家なのです。
 ハードSFってのは現在や未来でありうる可能性を論理的に展開していく作風のことなので、私はこの手の分野かその手の真逆のファンタジーの両極端をこよなく愛しているのですが、この本も期待を裏切りません。
 機本は小松左京賞から出てきた作家でこの本のあとがきにも小松さんの訃報について書かれていました。
 まったく長くSF界を牽引してきた小松さんの訃報については書いても書いても書ききれない面は多々。
 小松左京賞から出てきたこの作家の今後にも期待する。

「怪奇探偵…」は山本弘のゴシックホラー気味な作品。
 内容は錬金術士によって創られたホムンクルスのリジーと親の異次元転送実験の余波で透明人間になったクリスタのコンビが怪奇事件を解決するという50年代SFのような内容の作品で表紙や中身に使われている紙も往事を感じさるパルプマガジン風のこった作りだ。
 中身は連作短編集で普通の事件から暴走したホムンクルスの子供の話から異次元から侵入した透明怪獣からで、なんか昔アルアルみたいな作品ですがしっかり現代で読める作品です。

「裏山の宇宙船」は笹本祐一のほんですが、思わず「今、これ??」というこれも50年代にジュブナイルであったようなアイデアを現代にもってきたような作品。 
 まあ、内容は現代風になっているし、登場人物もテンプレっぽいがおもわず懐かしくて「えーーー、今更ぁーーーーー」と言いながら楽しく読んでしまった。
 笹本氏は網走で行ったイベントでお会いしたことはあるし、妖精作戦シリーズは有名なのですが今まで読んだことなかったんですよね。
 私はロジカルな作品を好むので嗜好とは違うんですが、今度食わず嫌いを直して触手を伸ばそうか、と思える出来でした。
 ま、内容もテンプレなのですが使い方次第ですからね。
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