小説や映画、漫画の紹介。  パソコンや地域の話題。
kirakira
21:20:19


 うーーーん、中々ノレなかった。
 物語のバックがつかめず苦労した。
 しかも初めの方で帯電した部屋で雷を避けるなんてのを読むと暫く立ち直れなかったりしたが、後半は物語の背景が判ってきたのかけっこう良い面も見えてきた。

 物語は人口処女-フィギア-と呼ばれる人工生命体達が通う学園の中でおこる事件を青色機関と呼ばれるフィギアを監視するところから任務を受けて逸脱したフィギアに対応する揚羽という名のフィギアによる連作短編の形。
 フィギアたちはプログラムで大雑把な根本は整えられているが酢くじ個性のある存在。
 人間を愛するあまり、人間に近づこうと逸脱する存在が現れる。
 そんな話が「マリ見て」みたいな場所でフィギア達だけで進められていく。

 ロボット物では「人間とロボット」の対比でその存在を模索していくのが普通なのだが、これはそれがほとんどない。
 それが新しいと言えば新しいが、「フィギア」とか新しい言葉を作っていく意義が話からは見えてこない。
 この人のほかの作品を読めばそれが出てくるのかもしれないが、短編集ではそこまで望めない。




 こっちは山本弘さんの書き下ろし。
 書き下ろしのわりに次に続く.....みたいな終わりになってるんですけど、山本さん続き書いてくれるんですかぁ????
  飛行機での旅行していた数十人、彼らはタイムスリップに巻き込まれ、恐竜が跋扈する過去へと不時着した。
 そこで彼らは生き延び彼らの子孫たちはその世界に適応し、異能を目覚めさせ生き延びていた。
 しかし、その世界は恐竜を絶滅させたと言われる小惑星衝突が間近に迫っていた。

 「恐竜100万年」という昔のSF映画をモチーフにして作った話なので「異能」が出てきたり、知性を持った恐竜が出てきたりして   我々の過去との相違はどうするのか、とかいろいろありますが、山本さんらしいクラシカルなSFです。
 ところで今や常識となっている小惑星衝突による恐竜滅亡説ですが、これには実はかなり無理がある点が。
 小惑星が衝突して「核の冬」が起きて恐竜が絶滅したとすると、このシナリオでは1-2年以内にほぽすべての恐竜が死滅しなければなりませんが、実際の恐竜絶滅には数1000年の幅があります。
 また、その降灰などの地質的証拠がないのです。確かにユカタン半島に落ちた小惑星の破片はかなり甚大な被害をもたらしたとは思えますが、この証拠となるべき降灰は全世界的に存在するべきです。(局地的にムラはあっても)
 これに変わるかもしれない説が銀河系の回転による世界的低温化というのがあるようです。
 銀河系の回転と言っても太陽系などの恒星系が銀河の中を公転していく場合、あの渦状肢ごと公転しているわけでなく、その運動には差があって、渦状肢の中を突っ切っていく形で運行している感じになる。
 渦状肢の中はチリが多く、それが雨や曇りの多い不安定な低温状態を続けさせる。
 これが数1000年続くことで生態系を徐々に変えて恐竜を追いやった可能性もあるらしい。
 ま、いろんな要素が絡んで恐竜を死滅させ、我々がいるわけだが、山本さん、この話の主人公たちはこの滅亡に抗うべく、最後に行動するわけですが、ペルシダー(地下世界)にでも避難させるつもりだったのでしょうかぁ。。。。。。

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